ボルトを早くまわすことを優先させた自動車工具、ファーストアクションレンチ(早回しスパナ)について説明します。
ファーストアクションレンチ(早回しスパナ)について説明します。
ファーストアクションレンチ(早回しスパナ)はその名の通り、ボルトを早く回す事を最優先させた自動車工具です。
ファーストアクションレンチは、スタンダードスパナの先端とは違い、スパナのアゴの部分が片側がたいへん短い自動車工具です。
見た目だけでは、こんなもので、ボルトがまわるの?という感じの自動車工具です。
しかし、実際には、結構大丈夫です。
この工夫により、複雑な機構を必要とするラチェットなどとは違った方法で、スタンダートレンチでは、かならず必要な作業となるボルトのかけかえを行うこと無く、滑らせるような感じでボルトをスムーズに回す事ができる自動車工具です。
ボルトが回るか不安な自動車工具と書きましたが、これが、このファーストアクションレンチの欠点です。
見た目どおり、あまり、強いトルクをかけることはできない自動車工具です。
スタンダードスパナと比べてです。
そもそも、スタンダードスパナは、強いトルクを加えることができない自動車工具です。
そのスタンダードスパナに比べて、弱いトルクしかかけられないのですから、ファーストアクションレンチは、補助的にしか使うことができない自動車工具です。
強いのトルクをかけると、すぐにボルトが滑ってしまう自動車工具なのです。
そのため、ファーストアクションレンチは、はや回しに特化した使い方をする自動車工具と位置付けるものです。
具体的使い方としては、
1.スタンダードスパナ等でまず、ボルトを緩める。
2.その後、ファーストアクションレンチをつかって、ボルトを取り外す。
3.ボルトが外れる。
4.ファーストアクションレンチである程度までボルトを締め付ける。
5.スタンダードスパナ等で締め付ける。
使い方によっては非常に便利な工具となります。一度つかってみてというのも良いかもしれません。